リトミックとは、スイスのエミール・ジャック・ダルクローズによって創案された音楽教育です。幼児期の柔らかい頭脳のうちに、リズムを素材として、動きと音楽を融和させることにより、豊かな感受性、集中力、心身の調和のとれた子供に育てることが出来ます。




幼児期は聴覚がとても発達する時期です。3歳から6歳くらいが一番ピークで7歳くらいからだんだん発達は止まっていくといわれています。絶対音感も6歳くらいまでしか育ちません。




リズムの三要素(時間、強弱、空間)と、運動の緊張と弛緩を体得させることにより、リズム感がよくなり、動きの鋭敏な子供に育っていきます。例えば音楽の速さや強さ弱さに合わせて楽器を打ったり、ステップしたりします。いろんな運動の空間を体験することにより、リズムに対する反応がよくなります。




即時反応のように、即興的に自分で判断して行動することにより、自発性、独創性、考える力が育っていきます。例えば、ハンドルを持って自動車に乗っていると想定して走っていきます。ピアノの合図の音で止まります。赤信号です。青になるとまた走ります。ピアノのアルペジオの音でUターンをしてまた走ります。このようにピアノのいろんな音を聞いて反応するようになります。反応力が高まることにより、精神的集中力を高めることができます。




音楽脳とも呼ばれていますが、感覚を司る脳で、感情・芸術的なひらめき、美的感覚などが右脳の働きといわれています。幼児期はこの脳が著しく成長する時期といわれています。やさしい気分、かなしい気分、楽しい、又は怖い気分等、いろんなニュアンスの気分を歌や動物等の疑似体験により育てていきます。思いやりのある気持を育てることにより脳のEQを高めることができます。





自分の考えを持ち、他人の前で堂々と自分の考えを言える、または表現できる子を目指します

以上のように心と身体を自由に調和させることにより、人としての基礎といえる豊かな感性と鋭敏な感覚を育てる人間教育といえます。リトミックで培った能力は音楽に限らず、どの道に行っても能力を発揮いたします。